個人事業主が起業するための準備期間はどのくらい必要か

個人で稼ぐノウハウ

「数年後に起業したいんだ」

と思っている個人事業主予備軍は多いと思います。

それでは起業するための準備期間はどのくらい必要かですが、

答えはこれかなと思います。

・事業資金と当面の生活費がたまるまで

・起業して実際行う予定の事業内容を一人でやれるようなるまで

事業資金

事業資金は起業しようと思っている国によります。

日本人が日本で起業する場合、

1円から起業できますのでハードルは低いですが、

日本人が海外で起業しようとする場合、

最初に必要な事業資金の最低額は

その国の政府が外国人にいくら要求しているかによりけりです。

ちなみにオランダは4,500ユーロと格安ですが、これは例外ですね。

普通他の国はこんなに安くありません。

当面の生活費

事業が軌道に乗り収入が安定するまでの期間を食いつないでいくために、

当面の生活費を事前にためておく必要があります。

具体的に海外の場合、

どのくらいの期間分ためる必要があるかというと2年分です。

現地の物価で毎月かかる生活費x2年。

オランダで起業したものの、

志半ば帰国してしまった日本人を見てきましたが、

その理由は「お金が底をついたから」です。

早い人は半年で帰国してしまいます。

せっかくオランダで起業したのに無念だったろうと

こちらも複雑な気持ちになります。

起業する人の大半がそれまで従業員として働いていて、

これが初めての起業というパターンだと思います。

かく言う私もそうでした。

そして、初めてなものですから、

事業が軌道に乗り収入が安定するまで最低2年

総合的にみると3~5年かかるということを知りません。

ここが大きな落とし穴なんだと思います。

どうしても希望的観測を持ってしまい、

半年でなんとかなる、

1年もあれば大丈夫なんじゃないか

と何の根拠もないのに短期に見積もってしまうんです。

でもこれはあくまでも希望です。希望。

そして海外の場合、

生活保護などのセイフティネットを利用することが出来ません。

もちろんオランダにも生活保護制度はあります。

でも外国人である日本人が利用すると、

次のビザ更新で引っかかる可能性大です。

実質、セイフティネットは利用できないということです。

そういう意味でも、海外の場合

当面の生活費は1年ではなく2年分必要です。

起業して実際行う予定の事業内容を一人でやれるようなるまで

私事ですが、

具体的にオランダで起業するためのアクションをとった準備期間は短かったです。

オランダで日本人が労働ビザなしで働けることを知ったのが2月の始め、

そしてオランダに引っ越して来たのが3月の終わりでした。

それでは、準備期間が本当にそれだけだったのかというと、

そういうわけでもありません。

起業してやっている仕事は、デザイン設計と絵画教室の運営の2つです。

デザイン設計はそれまで仕事としてずってやって来ていましたし、

絵画の方も起業する以前から準備をしていました。

起業時の状態はこんな感じです↓

・デザイン設計:従業員として10数年

・絵画:今の恩師のもとで6年

正直なところ、こんなに時間をかける必要は全くありません。

かける必要はありませんが、

巷で言われているほど短期間で、

例えば起業を思い立ったら1年以内にとかで起業できる場合、

その業種と内容をもう一度吟味した方が良いです。

なぜなら、実績や経験ががそれほど要らずに起業出来てしまうということは

イコール参入障壁が低いという意味だからです。

参入障壁が低い場合、

そこが儲かると分かれば

他の人たちもどっとその業種に押し寄せてきます。

そうしてすぐにレッドオーシャンに変わってしまい、

価格競争が起こり、

採算が合わなくなって次の業種を探さないといけなくなります。

起業するなら、

ちょっと時間がかかろうとも

参入障壁の高い業種を選んだ方が、

結局は遠回りなようで近道だと思います。

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