事業資金が半年以内に底をつく段階に入ってしまったときにする事3つと海外の場合やってはいけない事1つ

オランダ個人事業主

事業を始める時、最初から豊富な資金があればいうことはないです。でも、そうでない場合の方が多いのではないでしょうか。

私は、収入がなくても生活が出来るお金が2年分(実質1年半分)だけあるという状態で起業しました。

そしてあと半年以内に事業資金が底つく、でも事業は腹這いの状態が続いていて八方塞がりという段階に突入したことがあります。

なので、実体験を踏まえてこの時の対処法をまとめてみました。

1.事業資金が半年以内に底をつく段階に入ったときにする事

・淡々と事業を続ける

・トランク1つに収まる荷物を考える

・格安航空の情報を検索しておく

2.海外の場合やってはいけない事

・その国の公的機関から生活保護を受ける

1.事業資金が半年以内に底をつく段階に入ったときにする事

1-1.淡々と事業を続ける

逆説的に聞こえるかも知れませんが、この時一番やらなくてはいけないことは「淡々と事業を続ける、やるべきことを淡々と毎日やる」です。

この半年を切った段階に入ってしまうと、焦ってしまってやたらとインターネットで検索したり無駄なことをやってしまいがちです。でもそれってあくまでも「無駄」です。

限りある時間を有効に活用するにはどうしたらいいか、冷静に考えでから行動しましょう。

まず、その時現在進行形の仕事があるならその仕事をいつも通りミスなくこなし、その大切なクライアントを逃さないようにすることです。

未来に目が行ってしまって、今やるべきことをおろそかにしても残念ながら結果は出ません。未来は結局ただ今の積み重ねですから。

本当にパニックを起こし、そこらを走り回って、でもよーく考えたら、実は何一つやれていなかったという状態になるのは3ヶ月を切ってからだと思います。

3ヶ月を切るともう何も手につかなくなるので、そうなる前が最後のチャンスです。(私は幸運にも3ヶ月を切る前に抜け出せました。)

とにかく、この時期大切なのは、焦らないこと、結局は自分の精神との戦いです。

私の場合、事業を始めて1年目、何をやってもやっても不思議と成果が出ませんでした。

毎月少しは収入があるのものの、月々の生活費を賄う分には遠く及ばず、結局、足らない分は貯金を崩しながらの生活でした。

上述した通り収入がなくても生活が出来るお金を2年分持ってきてはいましたが、家探しに苦労して(仮の家の家賃が高かった)、実際は2年分ではなく1年半分の生活費しかありませんでした。

そして起業して1年が過ぎ、もってあと半年となった時、体が緊張して夜熟睡できなくなりました。夢は見ないので真っ暗闇の中で目を開けると今日も朝になっていたという感じです。

新しいことに手を出しても、そうそう直ぐに結果は出ないだろうと思っていたので、自社ウェブサイトを更新し、Upworkで仕事の応募をし、取れている仕事の絵を描くという、いつもの作業をとにかく淡々とやっていました。

そしている内に、自社ウェブサイト経由で偶然仕事の話が舞い込み、Upworkで不定期ながらも少しずつ本当に少しずつ仕事が取れるようになって家賃分のお金を稼げるようになり、起業して2年と1ヶ月目からなぜか急に事業がうまく回るようになりました。

1-2.トランク1つに収まる荷物を考える

最悪の場合の準備も同時進行ですすめておいた方が、いざという時すぐに行動できます。

まずは、トランクに入れるものを厳選します。そして入らないものをどうするか、そのまま置き去りにするのか、誰かの家に一時的に預かってもらうかも大雑把に決めます。

私の場合、大家さんがこんな感じだったので↓

・過去記事「オランダで駅から徒歩で行ける日曜大工のお店(DIY)を発見

・過去記事「セントラルヒーティングの温度設定を変えたい時はこうすれば出来ます

大家さんに気を使いたいと思うにはあまりにそれまでの大家さんの態度がひどかったので、トランクに入らないものは、絵以外、みんなアパートに置いたまま夜逃げしようと思っていました。

持ち運びが大変な大きな絵だけ、歩いて5分のところに住んでいる絵教室の生徒さんに落ち着くまで預かってもらえるようお願いする予定でした。

いざという時、意外と困るのが身の回りの荷物だと思います。

わざわざトランクに詰めて既に用意しておく必要はないと思いますが(でも3ヶ月を切ったら必要)、この身の回りの整理を具体的に前もって考えておくと、自動的に精神的にも整理がつきます。

1-3.格安航空の情報を検索しておく

家を失った場合、オランダで野宿はきついです。オランダの夏、半袖になれるのは合計で1週間あるかないかですからね。

もし帰国するつもりなら、前もって航空料金を調べておいた方がよいです。

ネットに載っている料金は、消費税や空港使用税などが基本含まれていませんので、実際本当にかかる金額をちゃんと前もって把握しておかないと、家は失ったわ、お金が足りなくて飛行機にも乗れないわと最悪の状態になってしまいます。

私は、夜逃げをする前日まで頑張ることにしていたので、飛行機代の高い日本ではなく、EU圏(ユーロが使える)最南端ポルトガルに高跳びすることにしていました。

なので、夜な夜なこっそり、オランダからポルトガルに飛んでいる格安航空はあるか、なければイギリスかアイルランド経由でRyanairかeasyJetだったらどうかを調べてました。

この「砂漠のパン」があるのとないのとでは、精神的な状態が変わってきます。

最後の半年を踏ん張れるかどうかは、正直なところ努力というよりも運と精神状態にかかっている気がします。

2.海外の場合やってはいけない事

2-1.その国の公的機関から生活保護を受ける

オランダにも日本と同じく、収入がある一定額に達しない人に対して、生活保護制度はあります。

でも、これを自国民のオランダ人ではない外国人である日本人が申請すると、その後、ビザの更新時に引っかかります。

まぁ、当たり前ですよね。オランダはオランダに税金を落としてくれる外国人が欲しいんであって、オランダの負担になる外国人は御免こうむりたいわけで、これは、何もオランダに限らず、どの国も似たような制度を取ってるんじゃないかと思います。